カーメロ・アンソニー クリス・ポールのトレードに「驚かなかった」
この夏のトレードでヒューストン・ロケッツからオクラホマシティ・サンダーへ移籍したクリス・ポールは先日、ロケッツのダリル・モレーGMから「トレードしない」と聞かされた2日後にサンダーへトレードされたことを明かした。
トレードの報せを受け、「ショックだった」と口にしたポール。
だが、昨季序盤にロケッツから戦力外通知を受け、シーズン途中のトレードで放出されたカーメロ・アンソニーは、ポールのトレードを予期していたのかもしれない。
アンソニーはポールのトレードについて次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「まったく驚かなかったよ。俺がヒューストンであんな状況になった時、最初に俺の部屋に来てくれたのは彼だった。俺たちにはクリアにしなきゃいけないことがあった。俺の状況に彼が関係していたか知りたかった。俺がまず知りたかったのはそれだ。彼は『ノー』と答えた。そして、俺は彼の目を見てこう言ったんだ。『聞いてくれ。注意したほうがいいよ』とね。言ってる意味が分かるかい?」
「(ロケッツに対して)怒ってはいないよ。悪く思ってない。起こったことだ。ただ、起こる時に説明してほしかったね。だけど、もう済んだことさ」
NBAトップクラスのポイントガードとして長く活躍しているポールにとって、突如のトレードは想定外の出来事であったのだろう。
一方、ロケッツでの一件で耐性を身につけたアンソニーは、いかなる状況にも対応できるよう常に準備をしているに違いない。
FAとなる来年夏、アンソニーの所属先が波乱なく決まることを祈りたい。
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