バイロン・スコット「コービーはディアンジェロ・ラッセルたちにイライラしてた」
2015年のドラフト2位指名でロサンゼルス・レイカーズに入団したディアンジェロ・ラッセルは、レイカーズの未来を担う逸材として期待されていた。
だが、ハードワークで知られるコービー・ブライアントからすれば、当時のラッセルを含む期待の若手たちにはプロとしての自覚が足りなかったのかもしれない。
元レイカーズのヘッドコーチであるバイロン・スコットによると、ブライアントはラッセルをはじめとした若手たちの練習に対する姿勢に不満を感じていたという。
スコットは当時を振り返り、次のようにコメント。Complexが伝えている。
「彼(ブライアント)はイライラしてた。彼は私にこう言ってきたんだ。『コーチ、彼らは分かってない』とね。彼は練習の1時間半前にはコートに入り、500本ショット練習をしてた。彼と一緒に練習してたのは、ジョーダン(・クラークソン)だけだったんだ」
「練習は午前11時に始まるから、私は規則を設けなきゃいけなかった。彼(ラッセル)は10時55分に歩いて入ってきた。私は『こっちを見なさい。君はキャリア10年のプロじゃない。もっと上達する方法を学ばなきゃいけないんだ』と伝えたんだ」
結局、レイカーズはわずか2年でラッセルを手放すことになった。
ニック・ヤングのプライベートを盗撮、またロンゾ・ボールの獲得も影響したであろうが、まだキャリアの浅かったラッセルにとって、プロの自覚が芽生えるきっかけとなったことであろう。
その後、ネッツでオールスタープレイヤーに成長したラッセル。
所属するゴールデンステイト・ウォリアーズは厳しい状況を強いられており、ラッセルにもトレードの噂が出ているが、プロとしてこれからも成長し続けてほしい。
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