ルーク・ウォルトンHC バディ・ヒールドの批判受け「組織内に留めるべきこと」
サクラメント・キングスのバディ・ヒールドは先日、第4Qで起用されないことに不満をつのらせ、ルーク・ウォルトンHCの起用法を批判するかのようなコメントを発した。
ここ最近は黒星が重なり、プレイオフ復帰という目標から遠ざかりつつあるように見えるキングス。
それゆえ、ヒールドはコートで貢献できないことに苛立ちを感じているのであろう。
一方、指揮官のウォルトンHCは、起用法に関する不満や愚痴はチーム内で解消すべきと考えているようだ。
ヒールドの批判を受け、ウォルトンHCは次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
「ああいったことはすべて、組織内にとどめるべきだと思う。常に理解しなきゃいけない。感情的なゲームだからね。私は理解してる」
「選手たちはコーチたちが感情的に話すこともあるだろう。だけど、それを組織内にとどめるために、我々はもっと良い仕事をしないとね」
キングスのここ最近の不調は、チームの核であるディアーロン・フォックスとマービン・バグリーⅢの負傷離脱であろう。
そのぶんヒールドはより大きな仕事をまっとうしなければならないが、ウォルトンHCが満足できるだけのパフォーマンスを見せることができていないようだ。
フォックスとバグリーⅢが完全に健康を取り戻すまで難しい時間がまだ続くであろうが、ヒールドのステップアップに期待したいところだ。
なお、今季のヒールドは31試合に出場し、平均34.0分のプレイで20.2得点、5.0リバウンド(キャリアハイタイ)、2.9アシスト(キャリアハイ)、FG成功率41.1%(キャリアワースト)、3P成功率35.5%(キャリアワースト)を記録。
キャリアを通してニューオーリンズ・ペリカンズとキングスでレギュラーシーズン通算275試合に出場し、平均27.6分のプレイで15.5得点、4.2リバウンド、2.1アシスト、FG成功率44.1%、3P成功率40.7%を記録している。
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