ロサンゼルス・レイカーズのカイル・クーズマには、つい最近までトレードの噂が出ていた。

開幕前は「ビッグ3のひとりになれる」と自信をのぞかせながらも、本来のパフォーマンスを出すことができずにいたクーズマ。

だが、クリスマスゲームでの爆発をきっかけに、ショットタッチを取り戻しつつあるようにも見える。

レイカーズの指揮官であるフランク・ボーゲルHCも、ビッグ3のひとりとしてクーズマに大きな期待を寄せているようだ。

ボーゲルHCはクーズマについて次のようにコメント。Silver Screen & Rollが伝えている。

「残念ながら、（クーズマには）出場時間の制限があった。だから、彼をコートに出すことを制限しなきゃいけなかった。ただ、ADが5番、クーズが4番、そしてレブロン。さらに他のグッドプレイヤー2人がベストラインアップ。我々がそれがベストラインアップになると感じてるんだ」

クリスマスゲームでは5本の3Pを含む25得点、現地28日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では3本の3Pを含む24得点を記録したクーズマ。

このパフォーマンスを続けることができれば、トレードの噂は吹き飛ぶであろう。

レイカーズが現地29日、ルカ・ドンチッチ率いるダラス・マーベリックスと対戦する。

前回敗れた際、クーズマはわずか4得点に終わっただけに、今回は雪辱を晴らしたいところだ。

なお、今季のクーズマは23試合に出場し、平均23.5分のプレイで12.4得点、3.5リバウンド、0.8アシスト、FG成功率44.5％、3P成功率36.0％を記録。

キャリアではレギュラーシーズン通算170試合に出場し、平均30.9分のプレイで16.7得点、5.6リバウンド、2.0アシスト、FG成功率45.3％、3P成功率33.8％を記録している。