カーメロ・アンソニー「ウィザーズから連絡があれば・・・」
元オールスターフォワードのカーメロ・アンソニーは、昨年11月にポートランド・トレイルブレイザーズの一員として約1年ぶりにNBAゲームに復帰した。
ヒューストン・ロケッツから戦力外通知を受け、トレードでシカゴ・ブルズへ移籍した後にウェイブされたアンソニー。
もしこの時、スコアリング不足問題にさらされていたワシントン・ウィザーズからオファーがあれば、アンソニーは快く引き受けていたのかもしれない。
アンソニーによると、故郷のボルチモアにより近いウィザーズでのプレイも頭にあったという。アンソニーのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
「昨季すべてが終わった時、『なぜ彼らと一緒にプレイしようとしないんだ?なぜホームに近いところに行かないんだ?』という感じだった。(ウィザーズ移籍を)考えたのはそれが唯一だった。もし彼らから電話があれば、準備はできてた。あの時の俺はゲームに復帰することがすべてだったんだ。もし俺にチャンスを与えてくれるチームがあれば、俺は契約を考えただろう」
結果、どのチームからもオファーをもらえず、昨季を終えたアンソニー。
だが、ブレイザーズの一員としてNBAゲームに復帰したアンソニーは、チームを支える活躍を見せている。
NBAゲームを離れていた時間が長かっただけに、復帰後のパフォーマンスが心配されたが、ここまでのところ素晴らしいプレイを続けていると言えるだろう。
かつてのような圧倒的なスコアラーではなくなってしまったものの、これからもブレイザーズを支えるパフォーマンスを見せてもらいたいところだ。
なお、今季のアンソニーは21試合に出場し、平均31.4分のプレイで16.2得点、6.2リバウンド、1.2アシスト、1.1スティール、FG成功率43.2%、3P成功率41.0%(キャリアハイ)を記録。
キャリアを通してデンバー・ナゲッツ、ニューヨーク・ニックス、オクラホマシティ・サンダー、ロケッツ、ブレイザーズでレギュラーシーズン通算1085試合に出場し、平均35.8分のプレイで23.9得点、6.5リバウンド、2.9アシスト、1.0スティール、FG成功率44.9%、3P成功率34.8%を記録している。
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