ニューヨーク・ニックスは現地5日、強豪ロサンゼルス・クリッパーズと対戦し、3点差で惜敗した。

ニックスはこれで3連勝の後、2連敗。

とはいえ、善戦したクリッパーズ戦は今後に期待の持てる内容と言えるかもしれない。

特に活躍が光ったひとりは、ルーキーのRJ・バレットだろう。

バレットはこの日、24得点、6リバウンド、1スティール、1ブロックショットを記録。

同じカナダ出身のスティーブ・ナッシュも、バレットのパフォーマンスに感銘を受けたようだ。

ニックス戦の後、ナッシュはバレットについて次のようにコメント。The New York Postが伝えている。

「（クリッパーズ戦で）彼は非常に良いプレイをしてたと思う。本当に誇りに思ってるよ。19歳で秀でたプレイをしている彼は、注目に値する。成長の余地とポテンシャルが分かる。彼はエキサイティングなキャリアを送るだろうね」

ナッシュによると、バレットのパフォーマンスはまだ安定していないものの、未来は明るいと感じているという。

ニックスは再建中のチームであり、フロントオフィスは方向性を見失っているようにも感じるが、バレットのさらなる成長はニックスの再建を必ず加速させるであろう。

なお、今季のバレットは35試合に出場し、平均31.6分のプレイで13.7得点、5.2リバウンド、2.6アシスト、1.1スティール、FG成功率38.9％、3P成功率31.5％を記録している。