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マット・バーンズ「コービー・ブライアントからリクルートされた」

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マット・バーンズ「コービー・ブライアントからリクルートされた」

ゴールデンステイト・ウォリアーズの一員としてプレイした2016-17シーズンを最後に現役を引退したマット・バーンズは、リーグ屈指の闘争心を持つプレイヤーとしても知られていた。

スーパースターたちにも躊躇することなく向かっていき、時には問題行為にも及んでしまったバーンズ。

だが、未来の殿堂入りプレイヤーであるコービー・ブライアントは、バーンズの闘争心を高く評価していたのかもしれない。

オーランド・マジックに所属していた2009-10シーズン、バーンズはロサンゼルス・レイカーズ戦でブライアントの顔面にボールを突き出すような行為に及んだ。

バーンズによると、そのフェイクプレイがきっかけとなり、ブライアントからレイカーズにリクルートされたという。バーンズのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

「あのシーズンが終わった後、(ブライアントから)電話をもらったんだ。『俺に対してああいうクレイジーなことをする人間は、俺と一緒にプレイするのに十分クレイジーだ』とね」

ブライアントからの連絡に心を動かされたのか、バーンズはレイカーズに移籍。

わずか2年で離れることになったものの、長い現役生活を通し、最も忘れられないエピソードのひとつであることだろう。

なお、バーンズが所属した2年間、レイカーズはプレイオフに進出したものの、いずれもファーストラウンドで敗退した。

バーンズはNBAキャリア14年を通し、ロサンゼルス・クリッパーズ、サクラメント・キングス、ニューヨーク・ニックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ウォリアーズ、フェニックス・サンズ、マジック、レイカーズ、メンフィス・グリズリーズでプレイ。

レギュラーシーズン通算929試合に出場し、平均23.6分のプレイで8.2得点、4.6リバウンド、1.8アシスト、FG成功率43.6%、3P成功率33.5%を記録した。

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