ジャマイカル・グリーン 師ザック・ランドルフの「引退は見たくない」
ベテランフォワードのザック・ランドルフは先日、NBAキャリア17年に終止符を打つことを発表した。
多くのファンがランドルフの現役引退を惜しむとともに、長い貢献を称えている。
その一方、メンフィス・グリズリーズ時代に共にプレイし、ランドルフを師として仰ぐロサンゼルス・クリッパーズのジャマイカル・グリーンは、38歳の今でもランドルフにNBAでプレイできる力があると信じているようだ。
ランドルフの現役引退を受け、グリーンは次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
「彼の存在は俺にとって多くの意味があること。初めてリーグに入った時、彼は俺の先輩だった。彼はゲームの中と外で俺にたくさんのことを教えてくれたんだ。プロフェッショナルとしての在り方や仕事の仕方とかね。素晴らしいビッグブラザーさ」
「彼が去るのを見るのは嫌だ。彼は素晴らしい人間。最高の人間のうちのひとりだ。彼はまだやれる。俺はそれに賭けるよ。俺たちは彼を失うことを残念に思うだろう」
プロキャリア序盤をGリーグで過ごし、NBAでのチャンスをなかなかものにすることができなかったグリーン。
だが、10日間契約でグリズリーズに入団すると、以降はNBAに定着。
グリズリーズにとって重要な一員に成長し、今ではクリッパーズのベンチメンバーとして大きな役割を担っている。
師ランドルフもグリーンの成長を喜び、大きな期待を寄せていることであろう。
なお、今季のグリーンは29試合に出場し、平均21.2分のプレイで7.1得点、6.4リバウンド、0.8アシスト、FG成功率41.2%(キャリアワースト)、3P成功率37.6%を記録。
NBAキャリアを通してサンアントニオ・スパーズ、グリズリーズ、クリッパーズでレギュラーシーズン通算328試合に出場し、平均22.1分のプレイで8.3得点、6.2リバウンド、0.9アシスト、FG成功率47.3%、3P成功率37.0%を記録している。
コメントを残す