ジョアキム・ノア「2012年のブルズは優勝できた」
デリック・ローズはレギュラーシーズンMVPに輝いた2010-11シーズン、シカゴ・ブルズはプレイオフ・カンファレンスファイナルまで進出した。
レブロン・ジェイムス率いるマイアミ・ヒートに敗れたものの、ブルズにとってさらなる飛躍を予感させるシーズンだったと言えるであろう。
だが、翌シーズンもプレイオフに進出したものの、ファーストラウンドで敗退。
当時、ブルズでプレイしていたジョアキム・ノアは、怪我がファーストラウンド敗退の最大の要因であったと考えているようだ。
ノアは2011-12シーズンのブルズを振り返り、次のようにコメント。NBC Sports Chicagoが伝えている。
「(トム・)ティボドーはザ・ベストであり、戦士だ。俺たちは良い関係を築いてた。怪我が狂わせたんだ」
「俺は彼らのことが大好きだった。俺たちは約束の地までもう少しのところまで来てた。だけど、到達できなかった。今怪我のことを振り返る、そしてうまくいかなかったことを話すのは、簡単なことだ。だけど、俺たちなら到達できた。もし怪我がなければ、タイトルに到達できただろう」
MVPのデリック・ローズとディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーのノアを擁したブルズだったが、プレイオフ初戦でローズが前十字靭帯を断裂して離脱。
さらにノアも負傷し、第8シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズにファーストラウンドで敗れた。
ノアにとっても、最も悔やまれるシーズンであっただろう。
怪我はゲームの一部であるとはいえ、当時のブルズにとって酷な仕打ちであったと言えるかもしれない。
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