元NBAプレイヤーのジェイソン・テリーがダラス・マーベリックスの一員としてチャンピオンリングを獲得してから9年が経つ。

その間にNBAではさまざまなドラマが生まれ、マブスの優勝は遠い過去のようにも感じるが、テリーは今でもまるで昨日の出来事のように感じているようだ。

テリーによると、レブロン・ジェイムス率いるマイアミ・ヒートを下したファイナルの映像を、今でも頻繁に見ているという。テリーのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

「俺の中では決して色褪せない。今でも週に2回は見直しているんだ。今は時間が有り余るほどある。今夜も見るよ。あのシリーズの中から1試合を選んで見るんだ。最初から最後まで見る。俺の家ではいつものことさ」

テリーはベンチプレイヤーとして活躍し、当時のプレイオフでは平均17.5得点、1.9リバウンド、3.2アシスト、1.2スティールを記録。

重要なスコアラーのひとりとして、マブスをタイトル獲得に導いた。

マブスを牽引したダーク・ノビツキーは現役を引退し、テリーは母校アリゾナ大学のコーチ陣入りが噂されるなど、当時のメンバーはそれぞれの道を歩んでいる。

だが、どのような道に進んだとしても、世界一のチームとなった栄光が色褪せることはないだろう。