パトリック・ユーイング「ラストダンスは見ない」
“バスケットボールの神様”マイケル・ジョーダンは、シカゴ・ブルズに多くの栄光をもたらした。
だが、ブルズを相手にしたチームにとってジョーダンはまさしく悪夢のような存在だったことだろう。
ジョーダンのドキュメンタリーシリーズ「ラストダンス」の公開を受け、当時の悪夢が呼び起こされたひとりが、ニューヨーク・ニックスのレジェンドであるパトリック・ユーイングだ。
ユーイングはラストダンスとジョーダンについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
私はあらゆるバトルを通して生き抜かなければならなかった。
私はあのドキュメンタリーで当時を思い知らされている。
少し見たよ。
少しだけ見てテレビを消し、他のことをやった。
私はあの戦いの中で生きていたから、見る必要はない。
彼が偉大だということは知っているからね。
当時のニックスはリーグ屈指の強豪チームだったが、ジョーダン率いるブルズ相手に1990-91シーズンのプレイオフファーストラウンドで0勝3敗、1991-92シーズンのカンファレンスセミファイナルで2勝4敗、1995-96シーズンのカンファレンスセミファイナルで1勝4敗と、常に苦汁をなめさせられていた。
ユーイングはもちろんニックスにとってもジョーダン率いるブルズは悪夢のような存在だったことだろう。
ユーイングにとっては辛い経験でもあり、トラウマとなってしまっているのかもしれない。
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