パトリック・ユーイング「ドリームチームの練習はリアルゲームのようだった」
NBAレジェンドであるマイケル・ジョーダンのドキュメンタリーシリーズ「ラストダンス」では、圧倒的な強さを誇った1992年のドリームチームについても語られている。
個性的なメンバーが集結したドリームチームは、1992年のバルセロナオリンピックで他国の代表チームを寄せ付けることなく金メダルを獲得した。
そのドリームチームにとって最もタフな戦いとなったのは、チーム内のスクリメッジだったという。
ドリームチームの一員として金メダル獲得に貢献したNBAレジェンド、パトリック・ユーイングによると、チーム練習では各選手が自身を証明しようとし、激しいバトルが繰り広げられたという。
ユーイングは当時を振り返り、次のようにコメント。NBC Sports Chicagoが伝えている。
他の(代表)チームとのゲームについては、我々は支配した。
あらゆる相手を支配した。
我々は圧倒的な存在だった。
練習がリアルゲームだったんだ。
マイケルとマジック(・ジョンソン)は誰がチームを率いるのかを考えていて、マイケルは自分の時間であることをマジックに知ってもらおうとしていた。
カール・マローンとチャールズ・バークレー、私とデイビッド・ロビンソンはバトルを繰り広げた。
(ラリー・)バードは怪我していたからフルで参加することはできなかったが、サイドラインにいてもなおトラッシュトークを仕掛けていたんだ。
当時のアメリカ代表チームはまさにドリームチームであり、バルセロナオリンピックで平均43.8点差で金メダルを獲得。
おごることなくチーム内で激しく戦い、切磋琢磨したからこその結果だったのかもしれない。
現在と比べるとNBAに海外出身のプレイヤーが少なかったことも影響しているだろうが、ドリームチームのような圧倒的強さを誇るチームはこれから先現れないだろう。
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