モンテ・エリスが過去の怪我について「嘘をついた」
ベテランポイントガードのモンテ・エリスはゴールデンステイト・ウォリアーズに所属していた2008年、原付に乗って移動していたところ事故に遭い、長期離脱を余儀なくされた。
当時のエリスはキャリア3年目でスターターに定着。
そのせいか、当時のエリスは事故に遭ったことを隠すため、フロントオフィスには練習中に怪我したと伝えたという。
エリスは当時を振り返り、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
僕は若い子供だったし、人生で最も大きな契約を結んだばかりだった。
だから、「バスケ以外のところでの怪我ではないようにしなければならない」という感じだった。
パニックだったのさ。
(フロントオフィスには)そう言った。
だけど後から戻り、彼らに本当のことを伝えたんだ。
僕は「契約金から250万ドルを返金する」と伝えた。
そして彼らは僕に57試合の出場停止処分を科した。
彼らは分かっていたのさ。
僕に出場停止処分を科すことでさらに50万ドルが戻ってくることをね。
250万ドルが300万ドルになるのさ。
それが我々の関係が変わったきっかけだったんだ。
ウォリアーズが実際に科した出場停止数は30試合で、27試合は事故で負った足首の怪我による欠場だったという。
復帰後はキャリアベストのパフォーマンスでチームを牽引したものの、2011-12シーズン中のトレードで放出されたエリス。
この出来事がなければ、エリスは今でもウォリアーズでプレイしていたのだろうか?
なお、エリスはウォリアーズでの7シーズン半でレギュラーシーズン413試合に出場し、平均35.7分のプレイで19.6得点、3.7リバウンド、4.4アシスト、1.7スティール、FG成功率46.5%、3P成功率32.9%を記録。
NBAキャリアを通してウォリアーズ、ミルウォーキー・バックス、ダラス・マーベリックス、インディアナ・ペイサーズでレギュラーシーズン通算833試合に出場し、平均34.8分のプレイで17.8得点、3.5リバウンド、4.6アシスト、1.7スティール、FG成功率45.1%、3P成功率31.4%を記録している。
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