エネス・カンター「2016年のサンダーは優勝できた」
ケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックを擁した2015-16シーズンのオクラホマシティ・サンダーには、タイトル獲得のチャンスがあった。
ファーストラウンドでダラス・マーベリックスを、カンファレンスセミファイナルでサンアントニオ・スパーズを下し、王者ゴールデンステイト・ウォリアーズとのカンファレンスファイナルを迎えたサンダー。
強力なラインアップを誇るウォリアーズ相手に3勝1敗と王手をかけた時、誰もがサンダーがNBAファイナルに進出すると考えていた。
だが、その後3連敗を喫し、まさかの敗退。
当時サンダーでプレイしていたエネス・カンターによると、ファイナルで対戦するはずだったクリーブランド・キャバリアーズを倒せる戦力がサンダーにはあったという。
カンターは当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
我々ならキャブスを倒すことができただろう。
(カンファレンスファイナルで)敗退した次の日、「我々はすべてを持っていたし、優勝できた」と思ったよ。
翌シーズンも同じようにやろうと思っていたんだ。
KDが去った時、僕の心は傷んだ。
もしKDが去らなければ、我々は優勝できていただろうね。
そう信じている。
カンファレンスファイナルでウォリアーズに敗れた後、デュラントはサンダーを去り、まさかのウォリアーズへ移籍した。
その後のサンダーとデュラントの関係は知ってのとおりだ。
もしサンダーがウォリアーズとキャブスを下し、NBAチャンピオンに輝いていたら、今も王朝は続いていたのだろうか。
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