シーズン再開後に契約できるFA選手の条件は?
例年であれば、シーズン終盤になると、NBAチームはプレイオフへ向けてFA選手と短期契約を結び、ロスターの強化を図る。
だが、今季は3月中旬から中断となり、FA選手と契約する機会がなかった。
しかし、イレギュラーとなった今季に限っては、怪我や病気で離脱した選手の穴を埋めるためであれば、契約できるFA選手の上限数に制限は設けない方向で議論されている模様。
ただし、契約できるFA選手には制限が設けられるようだ。
ESPNによると、NBAは代替として契約できるFA選手に以下のような条件を付ける方向で検討しているという。
- 今季NBAチームと契約した実績がある
- 今季Gリーグチームと契約した実績がある
- 昨年夏にトレーニングキャンプ契約を結んだ実績がある
この条件が適用される場合、ベテランフォワードのジャマール・クロフォードは少なくとも今季中にNBAに復帰できないことになる。
また、今後は2ウェイ契約の選手をどうするかについても議論されることになるだろう。
なお、NBAは健康上のリスクを減らすために2ウェイ契約の選手の帯同を認めず、帯同させたいならスタンダード契約に切り替えるよう求めているとも報じられている。
NBAは現地7月31日にシーズンを再開する決定を下したが、詳細な内容については詰めているところであり、新たなリリースを待ちたいところだ。
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