ラシード・ウォーレス「スコッティ・ピッペンが助けてくれた」
ポートランド・トレイルブレイザーズは1999年、マイケル・ジョーダンと共にシカゴ・ブルズを2度のスリーピートに導いたスコッティ・ピッペン獲得に成功した。
ブレイザーズはピッペンが加わる前からリーグを代表する強豪チームでもあり、経験豊富なピッペンが加わったことでタイトル獲得が期待された。
当時ブレイザーズに所属していたラシード・ウォーレスによると、当初はピッペンのことを高慢な人間だと思っていたという。
ウォーレスはピッペンが加わった当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
私は彼のことを少し高慢な人間だと思っていた。
だが、そんなことはなかった。
彼は地に足がついた男であり、私のことを個人的に助けてくれた。
我々のことも助けてくれたんだ。
我々は良いチームだった。
彼のリーダーシップに助けられた。
あるゲームでは我々を勝利に導いてくれた。
我々のリーダーであり、ロッカールームでは声をあげてくれた。
チャンピオンに6度輝いているのだから、その重要な一員だった彼の話に耳を傾けないのは愚か者がすることだよね。
当時のブレイザーズは前評判通りの強さを見せ、ウェスタン・カンファレンス3位でプレイオフに進出した。
プレイオフでも快進撃を見せ、ファーストラウンドではミネソタ・ティンバーウルブズに3勝1敗、カンファレンスセミファイナルではユタ・ジャズに4勝2敗で勝利。
だが、カンファレンスファイナルでブルズ時代の恩師フィル・ジャクソンHC指揮するロサンゼルス・レイカーズと対戦し、3勝4敗で敗れた。
承知の通り、ウォーレスは「歩くテクニカルファウル」と呼ばれるほど激昂型のプレイヤーだったが、ピッペンから多くを学び、自身のキャリアに生かしたことだろう。
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