デリック・ローズが最年少MVPについて「FIBAがきっかけ」
ベテランガードのデリック・ローズはシカゴ・ブルズでプレイした2010-11シーズン、22歳という若さでMVPを受賞した。
これは最年少記録であり、一躍NBAを代表するスーパースターになったローズだが、チームUSAでの経験がローズの飛躍に大きな影響を与えていたのかもしれない。
ローズによると、チームUSAの一員として出場した2010年のFIBAバスケットボール世界選手権(現バスケットボールワールドカップ)を踏み台とし、成長できたという。
ローズは当時を振り返り、次のようにコメント。Bleacher Reportが伝えている。
僕にとっては間違いなく(FIBAバスケットボール世界選手権が)きっかけとなった。
シカゴでやっていたのと同じようにプレイできたが、ベストプレイヤーたちがチームメイトだったんだ。
僕の仕事は簡単だったよ。
当時のチームUSAにはケビン・デュラントやステフィン・カリー、ラッセル・ウェストブルックなど今もNBAで活躍しているスーパースターたちが揃っており、圧倒的な強さで金メダルを獲得。
スコアリングで大きな力を発揮したのはデュラントだったが、ローズは偉大なチームメイトたちから多くを学び、MVPシーズンに生かしたのだろう。
偉大なプレイヤーになりたいのであれば、偉大なプレイヤーたちと共にプレイすることも重要な要素のひとつなのかもしれない。
なお、当時のチームUSAには以下の選手が所属していた。
選手名 | 当時の年齢 | 当時の所属チーム |
---|---|---|
アンドレ・イグダーラ | 26 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ |
ダニー・グレンジャー | 27 | インディアナ・ペイサーズ |
タイソン・チャンドラー | 27 | ダラス・マーベリックス |
ラマー・オドム | 30 | ロサンゼルス・レイカーズ |
チャウンシー・ビラップス | 33 | デンバー・ナゲッツ |
ルディ・ゲイ | 24 | メンフィス・グリズリーズ |
ケビン・デュラント | 21 | オクラホマシティ・サンダー |
ラッセル・ウェストブルック | 21 | オクラホマシティ・サンダー |
エリック・ゴードン | 21 | ロサンゼルス・クリッパーズ |
デリック・ローズ | 21 | シカゴ・ブルズ |
ケビン・ラブ | 22 | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
ステフィン・カリー | 22 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
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