スコッティ・ピッペン「レイカーズはオフェンスのウェイトをアンソニー・デイビスに置かないと」
昨年夏のトレードでアンソニー・デイビスを獲得したロサンゼルス・レイカーズは、NBAを代表するスーパースターのレブロン・ジェイムスとデイビスが牽引するチームに生まれ変わった。
だが、レイカーズを実質的に牽引しているのはジェイムスと言っても過言ではないだろう。
35歳という年齢にもかかわらずNBAトップクラスのパフォーマンスを見せ、今季はMVP最有力候補のひとりに挙がっているジェイムス。
しかし、NBAレジェンドのスコッティ・ピッペンによると、レイカーズはオフェンスの手綱をデイビスに持たせるべきだという。
ピッペンにはジェイムスとデイビスについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
レブロン・ジェイムスが過去20年間にわたってプレイしていることを我々は分かっているし、彼がロサンゼルス・レイカーズを牽引する男にはならないということを分かっている。
今季、レイカーズがどこかに行こうとしているのであれば、オフェンスのウェイトをADに置くべきじゃないかな。
ディフェンスでも彼をアンカーにすべきだと思う。
そう話すピッペンだが、ジェイムスが牽引する今季のレイカーズはウェスタン・カンファレンストップの成績を記録しており、NBAチャンピオンになる可能性は十二分にある。
指揮官のフランク・ボーゲルHCをはじめとしたレイカーズのコーチ陣が、成功している現状を変えることはないだろう。
とはいえ、ジェイムスはキャリア終盤に来ているということもあり、シフトを徐々にデイビスに移していったほうが良いかもしれない。
なお、ジェイムスとデイビスの今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | レブロン・ジェイムス | アンソニー・デイビス |
---|---|---|
出場試合数 | 60 | 55 |
平均出場時間 | 34.9 | 34.3 |
平均得点 | 25.7 | 26.7 |
平均リバウンド | 7.9 | 9.4 |
平均アシスト | 10.6(キャリアハイ) | 3.1 |
平均スティール | 1.2 | 1.5 |
平均ブロックショット | 0.5 | 2.4 |
平均ターンオーバー | 4.0 | 2.5 |
FG成功率 | 49.8% | 51.1% |
3P成功率 | 34.9% | 33.5% |
フリースロー成功率 | 69.7% | 84.5%(キャリアハイ) |
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