クリス・ポールがメッセージを入れなかった選手たちについて「決断を尊重する」
NBAはオーランドでのシーズン中に選手たちが自身の考えを主張できるよう、ユニフォームの背面にメッセージを入れることを許可した。
だが、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスやアンソニー・デイビス、マイアミ・ヒートのジミー・バトラーなどのように、「希望するメッセージがリストにない」、「家族を代表するためにもこれまで通り名前を入れる」とし、メッセージを入れない選手もいる。
社会正義が大きなムーブメントとなっている中、選手たちにとってメッセージを入れないという決断は勇気がいるものだっただろう。
そんな中、オクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールがメッセージを入れない決断を下した選手たちに言及した模様。ポールのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
僕たちは選択の機会を与えてくれるリーグにいるということだ。
僕は彼らの決断を尊重する。
彼らには理由があるのかもしれないし、そうではないかもしれない。
僕は「Equality(平等)」について話せる機会があることを嬉しく思っている。
僕は試合を観戦している僕の子どもたち、バーバーショップに行って僕たちのことを話題にしている地元の仲間たちのことを想像して選んだんだ。
メッセージを入れない決断を下した選手たちが社会問題に対して意見を述べないというわけではない。
ジェイムスはNBAのプラットフォームを通して社会問題に訴え、より良い社会にするためにメッセージを発信するとしている。
多様性を受け入れてきたNBAや選手たちは、これからも平等な社会実現へ向けて大きなムーブメントを起こしていくことだろう。
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