アレン・アイバーソンがスーパーチームへの移籍について「簡単になりすぎる」
NBAレジェンドのアレン・アイバーソンは、バスケットボール史上に残る偉大なスコアラーのひとりだ。
全盛期の頃は圧倒的スキルで得点を量産し、所属するフィラデルフィア・セブンティシクサーズをNBA屈指の強豪チームに引き上げたアイバーソン。
だが、アイバーソンがキャリアを通してNBAチャンピオンになったことは一度もなかった。
近年のNBAではスーパースターがひとつのチームに集結し、NBAチャンピオンを目指すという動きが顕著に見られるが、アイバーソンによると、現役時代にこういった考えを持ったことは一度もなかったという。アイバーソンのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼らはなぜチームを変えるのだろうね。
彼ら若い男たちのことが僕は大好きだよ。
だが、シャックと一緒にプレイしたり、コービーと一緒にプレイしたりするようなことは一度も想像しなかった。
何が言いたいか分かるかい?
それをやってしまうと、僕にとってあまりに簡単になりすぎるんだ。
僕はいつもこう思っていた。
「僕は4人のプロと一緒にプレイしている。だから、これはスーパーチームだ」とね。
NBAチャンピオンになるためにスーパーチームを結成するのは、決して悪いことではない。
だが、ひとつのチームに固執し続け、ひたむきにNBAチャンピオンを目指す男に魅力と男気を感じるファンは少なくないだろう。
近年で言えば、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードだろうか。
NBAチャンピオンへの道は険しいだろうが、ポートランドにラリーオブライエントロフィーを持ち帰る日が来ることを願いたい。
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