ウィスコンシン州を本拠地とするミルウォーキー・バックスは現地26日、ホームで起きた悲惨な事件を受け、オーランド・マジックとのファーストラウンド第5戦をボイコットした。

バックスは試合開始直前にボイコットを決定し、他のNBAチームもバックスに追随する形でボイコットを決定。

これを受け、同日のNBAゲームはすべてボイコットされた。

そして現地27日、NBA選手たちは2度目の会議を開き、NBAシーズンを続行する方向で一致したというが、今回の事態を引き起こしたバックスにはペナルティが科されてしまうかもしれない。

clutchpoints.comによると、NBAはバックスがボイコットしたシリーズ第5戦をマジックの不戦勝とする見込みだという。

これにより、シリーズはバックスの3勝2敗となる。

バックスは当初、ボイコットは彼らの1試合だけになると想定していた。

だが、他のNBAチームも追随してボイコットし、NBAシーズン全体が危機に陥る事態に発展。

バックスは他のNBAチームもボイコットするとは想定しておらず、事態がここまで大きくなることも想定していなかったと報じられている。

なお、NBAプレイオフは現地28日もしくは29日に再開する見込みだ。