ダニー・グリーン「偽のファンはパレードに招待しない」
ロサンゼルス・クリッパーズのオールスターフォワード、ポール・ジョージは、プレイオフに入ってしばらく本来のパフォーマンスを発揮することができずにいた。
チームを勝利に導くパフォーマンスを見せていないジョージには、SNS上で批判が殺到。
大物アーティストまでジョージを批判する事態となったが、ロサンゼルス・レイカーズのダニー・グリーンはジョージを擁護し、SNS上でのバッシングに厳しい態度をとった。
これは自身の経験から来ているものなのかもしれない。
ポートランド・トレイルブレイザーズとのファーストラウンド第1戦でショットタッチを掴めず、SNS上で批判にさらされたグリーンは次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕たちが(ファーストラウンドで)0勝1敗とされた時、僕たちに寄り添ってくれた本物のファンに感謝する。
僕たちが良いプレイをしている時もそうでない時も、僕たちの側にいてくれる本物の友人に感謝している。
なぜなら、それこそが本物の友人だからね。
君たちも本物の友人がどういった存在なのか知っているはずだ。
ただ、常にサポートしてくれる友人もいるが、中傷や嘲笑のコメントを投稿している友人もいる。
そんな時、僕は「クールで面白いが、僕は君がやっていることを見もしないのに、なぜ僕に対してそんなことをするんだ?」と言うよ。
真の友人なら、嘲笑するような投稿はしないものさ。
だからすべてが終わった時、できれば10月が良いけれど、僕たちが僕たちの本来のプレイを続けていたら、偽のファンには「どこかに行け」と言える。
彼らをパレードには招待しないだろう。
パンデミックのせいでパレードはできないだろうけれど、バーチャルで何かやらなければならない。
もし僕たちが優勝したら、偽のファンには指を立てるよ。
彼らは真のファンではない。
ただのバンドワゴンファンさ。
ただ良い時だけ側にいるだけだ。
真のファンではない。
今季は安定しないパフォーマンスが続いているカイル・クーズマにも、SNS上で批判の声が殺到した。
一時はトレードの噂も浮上し、ホームのファンもクーズマにブーイングを飛ばす事態となったが、グリーンはクーズマを信じ、常にサポートしてきた。
グリーンの願いが届き、真のファンが増えることを祈りたいところだ。
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