ジェイムス・ハーデン「すべてを止めることはできない」
ジェイムス・ハーデンとラッセル・ウェストブルック擁するヒューストン・ロケッツはロサンゼルス・レイカーズとのファーストラウンド第1戦を制し、好スタートを切った。
だが、第2戦と第3戦を落とし、厳しい状況に立たされている。
レイカーズはNBAを代表するスーパースターのレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスを中心としたチームだが、シリーズ第3戦ではベテランポイントガードのラジョン・ロンドが躍動。
ロケッツはジェイムスとデイビスを封じることに集中するあまり、ロンドに対するマークを怠っていたのかもしれない。
この結果を受け、ハーデンは次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
すべてを止めることはできない。
彼らのメインのプレイヤーを止める、もしくは止めようとしなければならない。
ロールプレイヤーたちをフリーにしてはいけないし、オープンショットを撃たせてはいけないし、良い得点を許してはいけないんだ。
ロンドはプレイオフの経験が豊富なベテランであり、ボストン・セルティックス時代にはNBAチャンピオンに輝いた実績も持つ。
手の骨折や腰の負傷で長く離脱したため存在感が薄くなっていたが、第3戦はレイカーズにとっては不可欠であり、ロケッツにとっては厄介な存在であることを知らしめたと言えるだろう。
負けられない第4戦でロケッツがどう対処するのか注目が集まるところだ。
なお、ロンドのカンファレンスセミファイナル第1戦から第3戦におけるスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 |
---|---|---|---|
出場時間 | 24:32 | 28:56 | 30:07 |
得点 | 8 | 10 | 21 |
リバウンド | 3 | 3 | 2 |
アシスト | 4 | 9 | 9 |
スティール | 2 | 5 | 1 |
ターンオーバー | 4 | 1 | 3 |
FG成功率 | 33.3% (3/9) | 44.4% (4/9) | 72.7% (8/11) |
3P成功率 | 40.0% (2/5) | 20.0% (1/5) | 60.0% (3/5) |
フリースロー成功率 | – | 50.0% (1/2) | 100% (2/2) |
+/- | -10 | +28 | +7 |
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