ジャマール・マレー「僕はバスケットボール中毒」
デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーは、プレイオフシリーズを通して目をみはるような素晴らしいパフォーマンスを見せている。
ユタ・ジャズとのファーストラウンドではドノバン・ミッチェルとの激しい撃ち合いを制すと、カンファレンスセミファイナルではNBAチャンピオン最有力候補のロサンゼルス・クリッパーズ相手にチームを牽引し、カンファレンスファイナル進出に貢献した。
では、なぜマレーはバブルでのNBAシーズンで成功を収めることができているのだろうか?
その秘密は徹底した休息とトレーニングにあるのかもしれない。
マレーはバブルでの過ごし方について次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
試合前日は12時か1時頃ベッドに入り、9時か10時頃起きる。
シュートアラウンドの後も5時間ほど睡眠を取る。
それが僕だ。
僕の準備方法だ。
バブルではそうしているよ。
普段は試合前に2時間ほど睡眠を取る。
夜も良く眠れるんだ。
ポール・ジョージがバブル内の鬱やストレスについて話していたよね。
それは事実だ。
まさに事実であり、対処するのは難しい。
ただ、僕はバスケットボール中毒。
プールサイドに行き、バスケットボールから意識を離し、それからまた戻り、準備をする。
僕がバスケットボール中毒になると、それがコートに表れるんだ。
重量挙げのトレーニングを余分にやっている。
試合の日は2回、シュートアラウンド前と試合後にやっている。
メンタルの準備をしているのさ。
メンタルの健康を保つのが難しいのは事実だ。
僕にも分かるよ。
「まるで牢獄にいるようだ」と感じることもある。
だが、バスケットボールをプレイし、良い練習をし、仲間たちと話をする。
彼らは僕にとって兄弟のような存在さ。
すべてが助けになっているし、すべてがうまくいっているんだ。
マレー擁するナゲッツはファーストラウンドとカンファレンスセミファイナルで1勝3敗と窮地に立たされながらも、強靭なメンタルで奇跡的な逆転劇を見せてきた。
そのメンタルはバスケットボールに対する情熱と準備の過程で培われているのだろう。
ナゲッツがカンファレンスファイナルで対戦するのは、NBAを代表するスーパースターのレブロン・ジェイムス擁するロサンゼルス・レイカーズ。
ジェイムスはプレイオフ経験豊富な未来のレジェンドであり、メンタルの準備方法をチームメイトたちに伝えているだろう。
ナゲッツにとって簡単なシリーズにはならないだろうが、不撓不屈のメンタルと若いエネルギーで向かっていってもらいたい。
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