ジョエル・エンビード「リスペクトを得られていない」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードは、昨季のNBAプレイオフ・ファーストラウンドでチームを勝利に導くことができなかった。
重要な場面でターンオーバーを喫するなど、精彩を欠いたエンビードには批判の声が相次いだが、エンビードはショックを受けたものの、勝利がすべてであることをひしひしと実感したようだ。
エンビードによると、シクサーズを勝利に導けなかったため、ファンからのリスペクトを感じることができていないという。エンビードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕はひどく落ち込んだ。
なぜなら、ふさわしいリスペクトを得られなかったからね。
勝たなければならない。
そこから始まるんだ。
まずは勝たなければならない。
もし勝てなければ、リスペクトを得ることはできないだろう。
だから、勝利がすべてなんだ。
僕が勝利すれば、チームメイトたちも勝利する。
このリーグに来てから学んだ最高のことさ。
僕だけではない。
チームだ。
僕が皆を良くすることができれば、彼らが良くなることができれば、僕たちは全員で勝利を掴むことができるだろう。
皆が勝ち、皆が契約を手にし、皆が賞を受賞する。
僕が常に言っているのは、勝利から始まるということなんだ。
2018-19シーズンのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルでトロント・ラプターズと死闘を繰り広げたシクサーズだったが、第7戦最終盤にカワイ・レナードに奇跡的なジャンパーを決められ、敗退を余儀なくされた。
そのレナードにマッチアップしていたのはエンビードだった。
2年連続で辛い思いをしたエンビードは、間違いなくこれらの経験をモチベーションに変えているだろう。
新体制で臨むNBA2020-21シーズンはシクサーズを勝利に導き、ファンを歓喜させるパフォーマンスを期待したい。
なお、エンビードの昨季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 51 | 209 |
平均出場時間 | 29.5 | 30.4 |
平均得点 | 23.0 | 23.9 |
平均リバウンド | 11.6 | 11.5 |
平均アシスト | 3.0 | 3.1 |
平均スティール | 0.8 | |
平均ブロックショット | 1.3 (キャリアワースト) | 1.8 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 3.5 |
FG成功率 | 47.7% | 48.0% |
3P成功率 | 33.1% | 31.9% |
フリースロー成功率 | 80.7% | 79.3% |
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まずは自分がリスペクトの姿勢を見せたらどうでしょうか。
それが見られないから勝てなければ余計に批判されるし、
勝ったとしても特定の人からのリスペクトしか得られないでしょう。
逆に言えば、結果が出なくてもそういった姿勢が見られれば、
一定のリスペクトは得られていたし、ファンの批判もそこまでではなかったのではないか。
既にみんな勝利のために戦ってる。そのために全力を尽くしている。
仲間も相手もその思いをぶつけあい、リスペクトしあう。
気に入らない相手は見下してリスペクト出来ないようでは、
勝利もリスペクトも手に入らないだろう。
スティールスタッツが最強すぎることになってますよ!笑
これじゃDPOYですよ!!!