ジョエル・エンビード「パスへの愛が再燃した」
オフシーズン中にロスターを調整し、指揮官にドック・リバースを迎え入れた新生フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、スタートダッシュに成功した。
シクサーズは今季7試合を終えた時点で6勝1敗。
現在のNBAにおいて1敗にとどまっているのはシクサーズのみだ。
好調の大きな要因のひとつは、ジョエル・エンビードの成長だろう。
エンビードはダブルチームを仕掛けられるケースが多く、これまではターンオーバーにつながってしまうことが少なくなかった。
だが、今季はダブルチームを仕掛けられてもうまく対処できている。
その理由について、エンビードは次のように語ったという。clutchpoints.comが伝えている。
パスへの愛が再燃したのだと思う。
昨季はダブルチームを仕掛けられた時、パスを出してもショットが決まっていなかった。
それがフラストレーションにつながった。
そうすると、自分で何とかしなければならないと考えるようになるんだ。
シクサーズはオフシーズン中にNBAで実績を残してきたシューターであるダニー・グリーンとセス・カリーの獲得に成功した。
ベン・シモンズにアウトサイドショットはないものの、NBA屈指のシューターであるグリーンとカリーの存在がエンビードを助けているのは間違いないだろう。
とはいえ、NBA2020-21シーズンはまだ始まったばかりだ。
シクサーズが次に対戦するのは、ブラッドリー・ビールとラッセル・ウェストブルック擁するワシントン・ウィザーズ。
前回の対戦では快勝したものの、ウィザーズは現在2連勝中と波に乗り始めている。
果たしてエンビードはシクサーズに勝利をもたらすことができるだろうか?
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