クリーブランド・キャバリアーズのベテランポイントガード、マシュー・デラベドバは、今季1試合も出場していない。

プレシーズン初戦で脳震盪を起こし、まだ復帰の許可が出ていないためだ。

NBA2020-21シーズンが開幕して1カ月以上が経ったにもかかわらず、いまだ練習にも復帰できていないデラベドバ。

担当医は負担がかかる運動を今も認めておらず、復帰の見通しはまったく立っていないというが、キャブスを指揮するJB・ビッカースタッフHCがデラベドバの状態に言及した模様。

ビッカースタッフHCによると、キャブスはデラベドバの状態を注意深く観察しているという。cavsnation.comが伝えている。

彼は（復帰に向けて）ステップを踏んでいる。

だが、小さなステップだ。

我々はできる限りの注意を払っている。

彼と一緒に練習する前に、完全に回復するのを確認しなければならない。

キャブスはデラベドバと今季について話し合っており、キャブスに復帰するか否かはまだ未定だという。

デラベドバはタフなディフェンダーであり、若手が多いキャブスではメンターとしても貢献している。

ビッカースタッフHCとチームメイトたちはデラベドバの復帰を願っているというが、とにかく完治を祈りたいところだ。

なお、デラベドバの昨季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	昨季スタッツ	NBAキャリア
出場試合数	57	434
平均出場時間	14.4	20.4
平均得点	3.1 （キャリアワースト）	5.6
平均リバウンド	1.3 （キャリアワースト）	1.8
平均アシスト	3.2	3.7
平均スティール	0.4	0.5
平均ターンオーバー	1.0	1.3
FG成功率	35.4％ （キャリアワースト）	38.9％
3P成功率	23.1％ （キャリアワースト）	36.8％
フリースロー成功率	86.5％	83.8％