シャキール・オニール「リスペクトがあれば決して負けない」
元ロサンゼルス・レイカーズのシャキール・オニールとコービー・ブライアントは、NBA史上最も偉大なデュオのひとつだ。
レイカーズをスリーピートに導き、当時のNBAにおいて最も注目を集めたオニールとブライアント。
だが、オニールとブライアントの強烈な個性がぶつかり合い、喧嘩別れのような形でデュオを解消することになってしまった。
しかし、オニールによると、人々が思っているよりオニールとブライアントの関係はひどくなく、互いに競い合った結果、レイカーズは別次元に引き上げられたという。
オニールは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
バスケットボール選手がどのようなものなのか、君たちは知っている。
僕たちはいつも仲が良いというわけではない。
だが、そこにリスペクトがあれば決して負けない。
皆も知っての通り、彼(ブライアント)は主役だった。
僕は主役だった。
僕たちはいつも意見が合わなかった。
だが、コートで戦う時が来たら、僕たちはいつも互いに競い合っていたんだ。
それが僕たちをよりアンストッパブルな存在にしていたんじゃないかな。
僕は常にスタッツを見ていた。
「なんて日だ。君(ブライアント)が25得点、僕はたったの15得点?何かが間違っている」という感じだった。
僕たちはいつも互いに競い合っていたんだ。
ファイナルに4度進出し、NBAチャンピオンに3度なった。
僕たちはレイカーとしてインタビューを受け、話をし、良い時間を過ごした。
彼と最後に会ったのは、彼のラストゲーム。
彼は何をしたと思う?
60得点を記録したんだ。
オニールによると、ブライアントともっと長くチームメイトとしてプレイしていれば、何度もNBAチャンピオンになることができたという。
自宅にブライアントを称えるスペースを設けているというオニールにとって、ブライアントは永遠のライバルであり、永遠の友であり続けるに違いない。
なお、レイカーズがNBA三連覇を達成した3シーズンのブライアントとオニールのスタッツは以下の通りとなっている。
– | K・ブライアント | S・オニール |
---|---|---|
出場試合数 | 214 | 220 |
平均出場時間 | 39.1 | 38.7 |
平均得点 | 25.4 | 28.6 |
平均リバウンド | 5.9 | 12.4 |
平均アシスト | 5.1 | 3.5 |
平均スティール | 1.6 | 0.6 |
平均ブロックショット | 0.7 | 2.6 |
平均ターンオーバー | 2.9 | 2.8 |
FG成功率 | 46.7% | 57.5% |
3P成功率 | 29.4% | 0% |
フリースロー成功率 | 83.5% | 52.9% |
コメントを残す