ラプターズに移籍のケム・バーチ「こんなに自由になるとは」
オーランド・マジックからウェイブされた後にトロント・ラプターズと契約したケム・バーチは、早くもスターターの座を勝ち取っている。
ラプターズ移籍後はオールラウンドなプレイを見せ、確実にステップアップしているバーチ。
では、なぜラプターズで飛躍することができているのだろうか?
カナダ出身のバーチによると、指揮官のニック・ナースHCの指導とアドバイスによるところが大きいという。バーチのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
ボールハンドリングに取り組み、トランジションにおいて脅威になるようにコーチから言われているんだ。
僕はこれまでもそれに取り組んできたが、ゲームの中でやったことはなかった。
だが、ここのコーチングスタッフたちはそういったことをさせてくれる。
僕にとっては再スタートを切ったようなものさ。
これほど自由になるとは思っていなかった。
正直に言うと、リムを守り、リバウンドを奪うことだけをすると思っていた。
これほど自由になるとは思っていなかったんだ。
サイズと機動力があるバーチは、この夏にFAになる。
ラプターズでのパフォーマンスを受け、バーチの市場価値は高まると見られているが、ラプターズはおそらくバーチに再契約をオファーするだろう。
まだ28歳と若く、伸び代のあるバーチには、ラプターズを牽引するビッグマンに成長してもらいたいところだ。
なお、バーチのラプターズ移籍後とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | ラプターズ移籍後 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 11 | 199 |
平均出場時間 | 28.8 | 17.1 |
平均得点 | 11.4 | 5.1 |
平均リバウンド | 7.5 | 4.6 |
平均アシスト | 1.8 | 1.0 |
平均スティール | 0.9 | 0.5 |
平均ブロックショット | 1.3 | 0.6 |
平均ターンオーバー | 0.9 | 0.5 |
FG成功率 | 61.6% | 53.0% |
3P成功率 | 40.0% | 26.3% |
フリースロー成功率 | 56.5% | 68.6% |
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