フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、シーズン中のトレードでベテランポイントガードのジョージ・ヒルを獲得した。

シクサーズは以前からポイントガードのポジションの補強を必要としていたため、経験と実績あるヒルの獲得は念願叶ってと言えるかもしれない。

実際にヒルはシクサーズに良い影響をもたらしている模様。

ベテランセンターのドワイト・ハワードによると、ヒルはシクサーズに違いをもたらし、チームメイトたちにプレイを説明してくれているという。

ハワードはヒルについて次のようにコメント。Sixers Wireが伝えている。

ジョージを獲得したことにより、話ができるベテラン、オフェンスとディフェンスのプレイを説明できるベテランがひとり増えたことになる。

彼はディフェンスの方法、ピック＆ロールのセットアップの方法、オフェンスを進めていく方法などを説明してくれるんだ。

シェイク（・ミルトン）や（タイリース・）マキシー、すべてのポイントガードにとって、大きな助けになるんじゃないかな。

彼の経験とチームへの貢献は素晴らしいよ。

また、NBAオールスターのベン・シモンズも、バスケットボールIQが高いヒルが加わったことで、よりプレイしやすくなったという。

今季のシクサーズにはNBAタイトル獲得の期待がかかっている。

弱点だったポイントガードのポジション補強に成功したシクサーズは、果たして悲願のNBAチャンピオンの座に就くことができるだろうか？

なお、ヒルのシクサーズ移籍後とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	シクサーズ移籍後	NBAキャリア
出場試合数	7	806
平均出場時間	19.1	27.6
平均得点	5.4	11.1
平均リバウンド	2.9	3.1
平均アシスト	1.9	3.2
平均スティール	0.4	0.9
平均ターンオーバー	1.3	1.2
FG成功率	40.0％	45.7％
3P成功率	33.3％	38.4％
フリースロー成功率	70.0％	80.3％