ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは、昨年12月にバックスと5年2820万ドル2億2820万ドルの延長契約を結んだ。

アンテトクンポが延長契約を結ばなかった場合、「NBAタイトル獲得を求めて他のNBAチームに移籍するのでは？」という懸念があったが、アンテトクンポはバックスファンの心配を払拭するかのように延長契約にサイン。

そして昨季、バックスと50年ぶりとなるNBAチャンピオンに導いた。

そのアンテトクンポがミルウォーキーにさらなるレガシーを残すため、他のメジャースポーツのオーナーになる模様。

larrybrownsports.comによると、アンテトクンポはメジャーリーグベースボールのミルウォーキー・ブリュワーズのオーナーシップグループに加わるべく交渉を進めているという。

ブリュワーズはワールドシリーズを制覇したことがない。

もしアンテトクンポがオーナーグループに加わった後にワールドシリーズを制することがあれば、アンテトクンポのレガシーはさらに大きくなるだろう。

このオフシーズン中もミルウォーキーの街でファンと触れ合い、ラリーオブライエントロフィーに触らせるなどファンとのコミュニケーションを楽しんでいるアンテトクンポ。

来季もバックスファンの愛とサポートを背にバックスをNBA連覇に導き、さらなるレガシーを築くことを期待したい。

なお、アンテトクンポの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2020-21	NBAキャリア
出場試合数	61	589
平均出場時間	33.0	32.5
平均得点	28.1	20.9
平均リバウンド	11.0	9.1
平均アシスト	5.9 （キャリアハイタイ）	4.5
平均スティール	1.2	1.2
平均ブロックショット	1.2	1.3
平均ターンオーバー	3.4	2.8
FG成功率	56.9％	53.2％
3P成功率	30.3％	28.7％
フリースロー成功率	68.5％	71.7％