ブラッドリー・ビール「得点王になることが目標ではない」
ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールは、NBAトップクラスのスコアラーだ。
2年連続で平均30得点以上を記録し、今季はゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーと得点王を争っているビール。
これまでのウィザーズはビールが40得点以上を記録しても試合に勝つことができずにいたが、今季後半はビールのスコアリングがウィザーズの勝利につながるケースも少なくない。
ビールも自身のスコアリング能力がようやく活かされるようになったと感じているという。
ビールは自身について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕は何も変わっていない。
ここ2、3年の僕は同じことをやっているし、同じようにプレイしている。
何も変わっていない。
大きな数字を残していると思っているが、多くの試合は負けてしまっていた。
だが、今の僕たちは勝てるポジションにいるし、シーズンを通して最高のバスケットボールをプレイしている。
それが僕が優先していることであり、集中していることなんだ。
得点王になるのは素晴らしいことだ。
だが、僕の目標はシーズンのはじめからそれではない。
得点王になるなら得点王になる。
そうなれば僕はハッピーさ。
ただ、得点王のことで神経質になるつもりはないよ。
NBAトップの平均得点を記録しているのはカリーであり、カリーの勢いが衰える気配はない。
一方、ビールはハムストリングの負傷で離脱中のため、現時点ではカリーが得点王に輝く可能性が高いだろう。
だが、ビールにとって重要なのはNBAプレイオフを勝ち抜くことであり、ビールにはNBA屈指のスコアリング能力でウィザーズを勝利に導いてもらいたいところだ。
なお、NBAの今季の平均得点トップ20選手は以下の通りとなっている。
順位 | 選手名 | 所属 | 平均得点 |
---|---|---|---|
1 | ステフィン・カリー | GSW | 31.8 |
2 | ブラッドリー・ビール | WAS | 31.4 |
3 | ジョエル・エンビード | PHI | 29.2 |
4 | デイミアン・リラード | POR | 28.7 |
5 | ヤニス・アンテトクンポ | MIL | 28.2 |
6 | ルカ・ドンチッチ | DAL | 28.0 |
7 | ザック・ラビーン | CHI | 27.5 |
8 | カイリー・アービング | BKN | 27.2 |
9 | ザイオン・ウィリアムソン | NOP | 27.0 |
10 | ニコラ・ヨキッチ | DEN | 26.5 |
11 | ジェイソン・テイタム | BOS | 26.4 |
12 | ドノバン・ミッチェル | UTA | 26.4 |
13 | トレイ・ヤング | ATL | 25.7 |
14 | デビン・ブッカー | PHX | 25.6 |
15 | ディアーロン・フォックス | SAC | 25.2 |
16 | カワイ・レナード | LAC | 25.0 |
17 | ジェイレン・ブラウン | BOS | 24.7 |
18 | コリン・セクストン | CLE | 24.4 |
19 | ジュリアス・ランドル | NYK | 24.0 |
20 | ブランドン・イングラム | NOP | 23.8 |
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