ウィザーズのオーナーがラッセル・ウェストブルックのトレード要求に言及
NBAオールスターポイントガードのラッセル・ウェストブルックは先日、ワシントン・ウィザーズにトレードを要求し、NBAタイトルコンテンダーのロサンゼルス・レイカーズに移籍した。
カリフォルニア州出身で、UCLAからNBA入りしたウェストブルックにとって、レイカーズはホームチーム。
さらにレイカーズはNBAチャンピオン最有力候補の1チームであるため、ウェストブルックにとっては理想的なNBAチームと言えるだろう。
そんな中、ウィザーズのオーナーであり、NHLのワシントン・キャピタルズのオーナーでもあるテッド・レオンシスが、ウェストブルックのトレード要求に言及した模様。
レオンシスは同じ時期にキャピタルズと延長契約を結んだアレクサンドル・オベチキンを引き合いに出し、以下のように語ったという。fadeawayworld.netが伝えている。
ウィザーズにはスーパースターがいた。
彼にはチャンスがあり、レイカーズへのトレードを望んだ。
あの時の私はアレックス(オベチキン)との契約発表に対処していたんだ。
私は助けることができなかったが、ふたりの違いについて考えた。
ラッセル・ウェストブルックは偉大な選手だ。
OKCでプレイし、トレードを望み、ヒューストンに移籍した。
そしてトレードを要求し、ワシントンに来た。
そしてトレードを要求し、今はロサンゼルスだ。
彼は本当に素晴らしい人間であり、素晴らしい選手さ。
だが、これがNBAとNHLの違いなんじゃないかな。
ウェストブルックに対する恨み節のようにも聞こえるが、レオンシスがウェストブルックのトレードにタフな感情を抱いたのは間違いないだろう。
ウェストブルックはオクラホマシティ・サンダーに忠誠を誓い、NBAキャリア11年をサンダーでプレイしてきた。
だが、その後は1シーズンごとに移籍し、ホームチームのレイカーズにたどり着いた。
ウィザーズにとっては辛いトレードとなってしまったが、ウェストブルックには悲願のNBAチャンピオンリングを手にしてもらいたいところだ。
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