ジャレッド・ダドリー「レイカーズに戻ってくると思っていた」
ベテランフォワードのジャレッド・ダドリーは先日、ダラス・マーベリックスのアシスタントコーチに就任した。
ダドリーは選手としてレイカーズに残留することを望み、レブロン・ジェイムス、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルックはダドリーをロスターに留めるようにレイカーズに働きかけたという。
だが、ロスターが高齢化したレイカーズが必要としていたのは36歳のダドリーではなく、ケンドリック・ナンやマリク・モンクのような若手だった。
ダドリーはレイカーズとの交渉を振り返り、次のようにコメント。latimes.comが伝えている。
レイカーズに戻ってくると思っていた。
クレイジーだ。
レブロンとADが僕を呼び戻そうとしていたのは間違いない。
だが、彼ら(フロントオフィス)を説得することができなかったんだ。
ロブ(・ペリンカ)とカート(・ランビス)は正直に、率直に話してくれた。
彼らとジーニー(・バス)にはリスペクトと感謝しかない。
彼らが僕に機会を与えてくれたことに、永遠に感謝するだろう。
だが、僕は戻ってきたかった。
新顔がたくさんいるから、僕はチームを助けることができると思っていた。
しかし、彼らが若返りを望んでいたのを理解しているよ。
ロブとカートと話をし、彼らに感謝を伝えた。
だが、こうも伝えた。
「君たちはロッカールームの存在より若さを重視している。その考えを尊重するが、間違っていると思う」とね。
人々は僕のことをロッカールームの男と言う。
僕の仕事はロッカールームで存在感を放つ以上のものだ。
指導カウンセラーであり、人間関係のエキスパートでもある。
僕は全員をまとめる中間管理職さ。
ファンは知らなったとしても、選手やコーチたち、用具係の人々は知っている。
彼らは僕の価値を理解しているんだ。
ジェイムスやカイル・クーズマなど、レイカーズの多くの選手はダドリーを「最高のチームメイト」と呼び、信頼を寄せていた。
レイカーズはダドリーにアシスタントコーチの職をオファーすると噂されたが、ダドリーがマブスのアシスタントコーチに就任したことを考えると、おそらくレイカーズはオファーを出さなかったのだろう。
人望の厚いダドリーには、コーチとして素晴らしいキャリアを送ってもらいたい。
なお、ダドリーは息子から「プレイしないのになぜそんなに働き続けるの?」と質問された時、こう答えたという。
彼にはこう伝えたんだ。
「僕の時間は終わった。だが、何かしらの方法でチームを助けなければならない。君の価値は何だい?」とね。
その価値を見つけ、役割を果たせて光栄だったよ。
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