ニックスがケンバ・ウォーカーをローテーションから外す
元NBAオールスターポイントガードのケンバ・ウォーカーには、ニューヨーク・ニックスを牽引する働きが求められている。
だが、ウォーカーは十分なパフォーマンスを見せることができておらず、NBAオールスターのジュリアス・アービングランドルとの相性問題を指摘する声も少なくない。
このような状況を受けてか、ニックスを指揮するトム・ティボドーHCは大きな決断を下した模様。
The Athleticの記者によると、ティボドーHCは現地29日、ウォーカーを先発ポイントガードのポジションだけでなくローテーションからも外したことを明かしたという。
また、先発ポイントガードにはアレック・バークスを起用するとしている。
ウォーカーは膝に問題を抱えており、今季も出場時間をマネジメントされている。
また、ディフェンスでも十分なパフォーマンスを見せることができず、ウォーカーがコートにいる時のディフェンスレーティングは116.3、ネットレーティングはマイナス13.3であるのに対し、ベンチにいる時のディフェンスレーティングは99.0、ネットレーティングはプラス11.2と、ニックスはウォーカー不在のほうが良い数字を残しているのだ。
ウォーカーを長期的にローテーションから外すのか、それとも短期的にとどまるのかは分からないが、今後はトレードの噂もつきまとうことになるだろう。
なお、ウォーカーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 18 | 722 |
平均出場時間 | 24.5 | 33.5 |
平均得点 | 11.7 (キャリアワースト) | 19.7 |
平均リバウンド | 2.6 (キャリアワースト) | 3.8 |
平均アシスト | 3.1 (キャリアワースト) | 5.3 |
平均スティール | 1.1 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 1.3 | 2.1 |
FG成功率 | 42.9% | 41.9% |
3P成功率 | 41.3% (キャリアハイ) | 36.1% |
フリースロー成功率 | 80.0% | 84.0% |
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