スティーブ・ナッシュHC「ケビン・デュラントがNBA史上最高の選手である理由はメンタリティ」
NBAが誇るスーパースターのケビン・デュラントは今季、平均36.0分の出場時間を記録している。
デュラントは2019年のNBAファイナルでアキレス腱を断裂した過去があるため、長い出場時間が懸念されるのは間違いないだろう。
だが、ここ6試合の平均出場時間は39.6分と、むしろ増加傾向にある。
だが、ネッツを指揮するスティーブ・ナッシュHCによると、デュラントはそれを受け入れているという。
ナッシュHCはデュラントについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
ケビンがNBA史上最高の選手のひとりである大きな理由は、彼のメンタリティにある。
彼はゲームを愛している。
毎日ここに来て、ルーティーンにものすごく集中している。
彼はバスケットボールコートに立っている時に最高の幸せを感じるのさ。
彼が成功しているのは才能もあるだろうが、それと同じくらいメンタリティも大きい。
ゲームを楽しんでいるからこそ、毎日犠牲になっているんだ。
彼に「バック・トゥ・バックの時は君の出場時間を制限する」と伝えたとしても、彼は受け入れないだろうね。
デュラントに長い出場時間を強いているのは、NBAオールスターガードのカイリー・アービング不在の影響が大きいだろう。
ジェイムス・ハーデンはまだリズムを完全に取り戻すことができておらず、デュラントが頼みの綱となる試合は少なくない。
とはいえ、ネッツが目標にしているのはNBAチャンピオンになることであり、デュラントの長い出場時間が疲労の蓄積と怪我につながらないことを祈りたいところだ。
なお、デュラントの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 22 | 906 |
平均出場時間 | 36.0 | 36.7 |
平均得点 | 28.6 | 27.1 |
平均リバウンド | 7.7 | 7.1 |
平均アシスト | 5.5 | 4.2 |
平均スティール | 0.6 (キャリアワースト) | 1.1 |
平均ブロックショット | 0.7 (キャリアワースト) | 1.1 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 3.1 |
FG成功率 | 53.3% | 49.5% |
3P成功率 | 38.2% | 38.4% |
フリースロー成功率 | 87.0% | 88.2% |
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