ブルックリン・ネッツのNBAオールスターガード、カイリー・アービングが、先日のインディアナ・ペイサーズ戦で今季デビューを果たした。

試合序盤のアービングはリズムを取り戻すことができなかったものの、第4Qではネッツを勝利に導くパフォーマンスを見せ、今もNBAオールスター選手であることを証明した。

アービングの親友であるケビン・デュラントによると、アービングが復帰する前に現状について何度も話し合い、アービングにメッセージを伝えていたという。デュラントのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。

彼がどれほど重要な存在なのか、僕がどれほど彼と一緒にプレイしたいのかを彼に伝えたんだ。

ただ、バスケットボールをプレイするためにワクチン接種を強制したりはしないよ。

それは僕がやることではないからね。

彼との話し合いの中で「チームの一員になってほしい」と伝えたし、フルタイムで参加してほしいということも話した。

だが、彼次第だ。

アービングは接種を受けていないため、ネッツのホームゲームに出場することはできない。

そのためネッツはホームゲームとロードゲームで異なるラインアップで戦わなければならないが、試合を重ねるたびに順応するだろう。

アービングに対する批判の声は少なくないものの、アービングは親友デュラントとともにネッツを牽引し、批判が間違いであることを証明するパフォーマンスを見せてくれるに違いない。

なお、アービングの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2021-22	NBAキャリア
出場試合数	1	583
平均出場時間	32.0	33.9
平均得点	22.0	22.8
平均リバウンド	3.0	3.8
平均アシスト	4.0	5.7
平均スティール	3.0	1.3
平均ターンオーバー	2.0	2.6
FG成功率	52.9％	47.0％
3P成功率	0％	39.1％
フリースロー成功率	100％	88.1％