先日のトレードでロサンゼルス・クリッパーズからメンフィス・グリズリーズに、さらにその後のトレードでグリズリーズからミネソタ・ティンバーウルブズに移籍したパトリック・ビバリーは、キャリアを通してNBAプレイオフ進出を逃したことがない。

怪我の影響で試合に出場できないシーズンはあったものの、ビバリーが所属したチームは常にNBAプレイオフに進出していることから、来季のウルブズに期待を寄せているファンも少なくないだろう。

ウルブズはNBAプレイオフ進出を逃し続けているため、ビバリーにとってはチャレンジのシーズンとなりそうだが、ビバリーによると、毎試合集中することが重要になるという。ビバリーのコメントをThe Star-Tribuneが伝えている。

僕が最も専念しているのは、プレシーズンとシーズンを通して僕たちが毎晩どう集中し、一貫したプレイをするということだ。

僕たちが正しいことをするなら、プレイオフに進出できるだろう。

バスケットボールはバスケットボール。

それは変わらない。

だが、他のすべての要素において、たくさん勝てるようなポジションに身を置くのは自分でコントロールできると思うんだ。

ビバリーはNBA屈指のディフェンダーであり、ディフェンスを課題としているウルブズにとって貴重なオプションとなるだろう。

また、ビバリーのディフェンスを他の選手たちが学び、コートに還元することを期待したいところだ。

なお、ビバリーの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2020-21	NBAキャリア
出場試合数	37	468
平均出場時間	22.5	27.6
平均得点	7.5	8.8
平均リバウンド	3.2	4.3
平均アシスト	2.1 （キャリアワースト）	3.4
平均スティール	0.8 （キャリアワースト）	1.1
平均ターンオーバー	0.9	1.3
FG成功率	42.3％	41.5％
3P成功率	39.7％	38.2％
フリースロー成功率	80.0％	76.4％