NBAは先日、ミルウォーキー・バックスのグレイソン・アレンに対して1試合の出場停止処分を下した。

アレンはシカゴ・ブルズ戦でアレックス・カルーソにハードファウルを見舞い、カルーソは手首の骨折で6～8週間離脱。

NBAはこれを受け、アレンに対して罰金処分、1試合の出場停止処分、3試合の出場停止処分のいずれかを議論したというが、その結果1試合の出場停止処分を科すことになった。

NBAの処分には賛否両論あるものの、元NBAスターのアマレ・スターダマイヤーによると、NBAのアレンに対する処分は軽いという。スターダマイヤーのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

（NBAの処分は）軽い。

十分ではない。

僕はコートに足を踏み入れただけで1試合の出場停止処分を科されたことがある。

彼は意図的に相手を倒したのであり、相手選手は手術を強いられることになってしまったんだ。

いい加減にしてくれ。

スターダマイヤーの主張については、多くのNBAファンが同意しているという。

一方、バックスの組織やマイク・ブデンホルツァーHCやジュルー・ホリデーはアレンを擁護するコメントを発しているが、アレンにはダーティープレイの過去があるため、アレンは今後危険なプレイをするたびに集中砲火を浴びることになりそうだ。

なお、アレンは現地28日のニューヨーク・ニックス戦で復帰する予定となっている。