レイカーズの選手たちがフロントオフィスにトレードによる補強を要求?
昨年夏にNBAスターのラッセル・ウェストブルックやカーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードなどを獲得したロサンゼルス・レイカーズは、NBAタイトル奪還を狙えるロスターを構築したつもりだった。
だが、今季55試合を終えた時点で26勝29敗と勝率5割を切っており、NBAタイトル奪還には程遠い状況だ。
レイカーズの選手たちはこれまで、「健康なロスターで戦うことができていない」、「ケミストリーの構築には時間がかかる」と口を揃えていたが、さすがに「このままではいけない」と感じ始めたのかもしれない。
larrybrownsports.comによると、現地8日に昨季NBA王者ミルウォーキー・バックスに完敗を喫したことを受け、レイカーズの選手たちは「ロスターに変化を加えなければならない」と思い始めたという。
NBAスターのレブロン・ジェイムス、アンソニー・デイビス、ウェストブルックが揃って出場したのは、まだ18試合にとどまっている。
だが、3人揃った試合は10勝8敗であり、NBAタイトル奪還を狙うには不十分だろう。
しかし、1年契約で大ベテランたちを集めたレイカーズにはトレード資産がほとんどない。
トレードの噂が出ているテイレン・ホートン・タッカーの市場価値は低下しており、ケンドリック・ナンは怪我による長期離脱中。
ウェストブルックは今季のパフォーマンスと大型契約が足かせとなり、ウェストブルックをトレードで獲得したいと思っているNBAチームはひとつもないという。
もはや八方塞がりのようにも感じるが、レイカーズのフロントオフィスがどうような手を打つのか注目したいところだ。
なお、今季のジェイムス、デイビス、ウェストブルックのスタッツは以下の通りとなっている。
– | L・ジェイムス | A・デイビス | R・ウェストブルック |
---|---|---|---|
出場試合数 | 38 | 34 | 55 |
平均出場時間 | 36.7 | 35.4 | 34.6 |
平均得点 | 29.0 | 23.7 | 18.3 |
平均リバウンド | 7.7 | 10.1 | 7.8 |
平均アシスト | 6.4 | 2.8 | 7.6 |
平均スティール | 1.6 | 1.3 | 1.1 (キャリアワースト) |
平均ブロック | 1.1 (キャリアハイタイ) | 2.2 | 0.3 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 2.2 | 4.1 |
FG成功率 | 52.4% | 53.3% | 43.5% |
3P成功率 | 35.2% | 17.5% | 29.8% |
フリースロー成功率 | 75.2% | 72.0% | 66.5% |
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