ミルウォーキー・バックスのNBAオールスターフォワード、ヤニス・アンテトクンポは、常に全力でプレイするタイプの選手だ。

コートの上では常にハードにプレイし、コートを離れると陽気に振る舞うアンテトクンポ。

それがゆえに”魅せるバスケットボール”には違和感を覚えているのかもしれない。

アンテトクンポによると、NBAオールスターゲームはアンテトクンポのスタイルにフィットしないという。

アンテトクンポはNBAオールスターゲームを終えた後、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。

オールスターゲームは僕のために構築されたものではない。

僕はここに来て、できるだけ楽しもうとした。

それは間違いない。

だが、僕はハードにプレイする以外の方法を知らない。

（コートを）ただ歩き回るのは、辛い気持ちになってしまう。

なぜなら、僕はどのような状況でも常にフルスピードでプレイするように心掛けているからね。

僕はそういうタイプの選手なんだ。

今年のNBAオールスターゲームも”魅せるバスケットボール”が大半を占め、ターゲットスコアが決まった時に”戦うバスケットボール”に変わった。

NBAオールスターゲームのフォーマットがすぐに変わることはないだろう。

アンテトクンポにはNBAオールスターゲームで溜め込んだフラストレーションをレギュラーシーズンのゲームで発散してもらいたいところだ。

なお、アンテトクンポの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2021-22	NBAキャリア
出場試合数	49	638
平均出場時間	32.7	32.5
平均得点	29.4	21.6
平均リバウンド	11.2	9.3
平均アシスト	6.0 （キャリアハイ）	4.6
平均スティール	1.0	1.2
平均ブロックショット	1.4	1.3
平均ターンオーバー	3.3	2.9
FG成功率	54.7％	53.3％
3P成功率	30.9％	29.0％
フリースロー成功率	72.1％	71.8％