スペンサー・ディンウィディ「ウィザーズを非難したことは一度もない」
昨年夏のトレードでワシントン・ウィザーズに移籍したスペンサー・ディンウィディには、NBAオールスターのブラッドリー・ビールとともにウィザーズを牽引する働きが期待されていた。
だが、ビールとケミストリーを構築することができずにいると、今年1月に「僕はロッカールームで意見を言ったが、あまり受け入れてもらえなかった」とし、リーダーとしての役割は求められていなかったことを示唆。
これにより「ディンウィディは悪いチームメイト」という悪評が広がってしまったというが、ディンウィディによると、ウィザーズの悪口を言ったことは一度もないという。ディンウィディのコメントをESPNが伝えている。
(悪評が広がったことに)最も傷ついた。
僕がワシントンを非難したことは一度もない。
あのチームの悪口を言ったことは一度もない。
実際に、僕はオーナー兼チェアマンのテッド(・レオンシス)に感謝しているし、GMのトミー・シェパードに感謝しているし、彼(ビール)に感謝している。
彼ら3人が僕と契約することを決めてくれたからね。
僕は前十字靭帯断裂から復帰したばかりだったし、そんな男に金を出す必要はなかったんだ。
感謝しているし、ワシントンでの時間にも感謝している。
だから、出ていく時にバッシングされたのには確かに傷ついた。
もちろん僕も人間だからね。
ディンウィディによると、ウィザーズではカイル・クーズマやケンテイビアス・コールドウェル・ポープなどにシュートを撃たせる戦略をとっていたため、ディンウィディはスコアリングでなくパスを要求されていたという。
マブスではジェイソン・キッドHCに「自由にプレイしろ」と言われ、本来の持ち味であるドライブを活かすことができているディンウィディ。
ウィザーズでの時間は決して成功したとは言えないが、マブスで実績を残し、NBAキャリアを復活させたいところだ。
なお、ディンウィディのウィザーズ時代とマブスでのスタッツは以下の通りとなっている。
– | ウィザーズ | マブス |
---|---|---|
出場試合数 | 44 | 7 |
平均出場時間 | 30.2 | 28.6 |
平均得点 | 12.6 | 17.6 |
平均リバウンド | 4.7 | 2.3 |
平均アシスト | 5.8 | 5.1 |
平均スティール | 0.6 | 0.6 |
平均ターンオーバー | 1.7 | 1.4 |
FG成功率 | 37.6% | 56.3% |
3P成功率 | 31.0% | 41.4% |
フリースロー成功率 | 81.1% | 70.0% |
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