ヤニス・アンテトクンポ「NBAチャンピオンの喜びは比較にならない」
NBAオールスターのヤニス・アンテトクンポ擁するミルウォーキー・バックスは、NBA連覇を狙っている。
昨季と比べると今季は厳しい戦いを強いられているものの、ビッグマンのブルック・ロペスがようやく復帰し、NBA連覇に向けてギアを上げるだろう。
そんな中、アンテトクンポがNBAチャンピオンになる意義について語った模様。
アンテトクンポによると、3度目のMVPよりもう一度NBAタイトルを獲得することに重きを置いているという。アンテトクンポのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
僕はもう一度チャンピオンになりたい。
君たちも分かっていると思うが、MVPを受賞した時の喜びはものすごかった。
当時は家族と一緒にいた。
(他界した)父もいてくれたらと思ったよ。
本当に素晴らしい気持ちになった。
だが、チャンピオンになった時の喜びは比較にならない。
バスに乗り込むと、白人、黒人、ヒスパニックなど20万もの人々が祝ってくれた。
皆が祝福してくれた。
僕たちは彼らに喜びをもたらしたんだ。
チャンピオンになったのを50年間も見たことがない人たちもいた。
「私が最後にチャンピオンになったのを見たのは、私が2歳の時だった」と言うんだ。
タイトルを手にしたのは僕ひとりだけの力ではない。
この都市全体で勝ち取ったんだ。
それこそが僕が求めていることさ。
神が祝福してくれ、もう一度与えてくれることを願っている。
そのためならどんなことでもするつもりだ。
バックスはNBAオールスターブレイク後に調子を上げ始め、シーズン後半は10勝3敗と好調だ。
今季のイースタン・カンファレンスはタフな競争が予想されているが、昨季NBAチャンピオンになったことで自信を手にしたバックスはNBAプレイオフで真価を発揮することだろう。
なお、アンテトクンポの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 60 | 649 |
平均出場時間 | 32.8 | 32.5 |
平均得点 | 29.7 (キャリアハイ) | 21.7 |
平均リバウンド | 11.6 | 9.3 |
平均アシスト | 5.8 | 4.6 |
平均スティール | 1.1 | 1.2 |
平均ブロックショット | 1.4 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 3.3 | 2.9 |
FG成功率 | 55.0% | 53.4% |
3P成功率 | 30.2% | 29.0% |
フリースロー成功率 | 72.1% | 71.8% |
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