ネッツがロビー活動要員を雇用していた?
ブルックリン・ネッツは昨季開幕前、接種を拒否し続けるNBAスター、カイリー・アービングをチームから離脱させた。
しかし、ケビン・デュラントの負傷離脱などが影響し、安定して勝てない状況が続くと、アービングを呼び戻すことを決定。
復帰したアービングはニューヨーク市の規制によりしばらくホームゲームでプレイすることができなかったが、ネッツはアービングをホームゲームでプレイさせるべくニューヨーク市長のエリック・アダムスに働きかけ続けていたようだ。
fadeawayworld.netによると、ネッツはアダムス市長に規制緩和を認めさせるため、元ニューヨーク市議会議長のコーリー・ジョンソンをロビー活動要員として雇用していたという。
ネッツがジョンソンを雇用したと見られるのは現地2月8日。
ネッツはさまざまな問題に対処しなければならず、アダムス市長の説得に時間を費やす余裕がなかったため、ジョンソンを雇用したと報じられている。
ジョンソンはネッツとの契約成立後、アダムス市長を説得し続け、その結果規制緩和に至ったわけだが、ネッツはジョンソンにロビー活動費として毎月1万8000ドルを18ヶ月間支払うことで同意していたという。
当時のネッツは、アービングが復帰すればNBAタイトルを狙えると確信していたのかもしれない。
だが、計画外の出費を強いられたネッツはNBAプレイオフに進出したものの、ボストン・セルティックスにスウィープされてしまった。
これらを踏まえると、ネッツがアービングとの長期大型契約に尻込みするのは当然なのかもしれない。
なお、アービングにはトレードの噂が浮上しているが、現時点で実現する見通しは立っておらず、ネッツの一員として来季開幕を迎える可能性が高いとされている。
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