グレッグ・ポポビッチHC「アメリカとヨーロッパのバスケットボールは近づいてきている」
ここ数年のNBAでは、特にヨーロッパ出身の選手たちの活躍が目覚ましい。
ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポやデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチがその代表例と言えるだろう。
現在開催されているユーロバスケットは彼らが出場していることもあり、大きな注目を集めているが、現地で試合を観戦している名将グレッグ・ポポビッチHCによると、NBAとヨーロッパのバスケットボールの溝はなくなりつつあるという。
ポポビッチHCはNBAとヨーロッパのバスケットボールについて、次のようにコメント。sportando.basketballが伝えている。
10年前、アメリカのバスケットボールは3ポイントとダンクを中心にしていた。
ヨーロッパのテレビで(NBAが)放送されるようになった時、皆も興奮したんじゃないかな。
ヨーロッパのバスケットボールは基礎、動き、ボールを持っている選手の動き、ボールがないところでの動きをベースにしている。
この2つの世界はしばらく離れていた。
だが、今は近づいてきている。
我々全員、特にコーチとマネージャーたちはそれを理解し始めている。
それにNBAに海外出身の選手が増えたことにより、素晴らしい基礎、異なるスキルを見られるようになった。
特にシューティングに関しては規律正しさを望む選手が増えた。
我々は基礎に戻って学び、ABCのゲームに戻ることを学んだんだ。
NBAスターたちを擁するチームUSAが国際大会で苦戦することも増えてきている。
ヨーロッパのバスケットボールが進化しているのは間違いなく、これからもたくさんのヨーロッパ出身NBAスターが誕生するだろう。
その後は世界のバスケットボールのレベルが高まり、多くの国からNBAスターが誕生するに違いない。
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