スティーブ・カーHC「ジョーダン・プールの次の課題は一貫性」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのジョーダン・プールは、NBAキャリア3年目の昨季を飛躍のシーズンとした。
特にスコアリングでの成長が目覚ましく、オフェンスでウォリアーズを牽引することも多々あったプール。
だが、ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCはまだまだ満足していないようだ。
カーHCはプールについて次のようにコメント。NBC Sports Bay Areaが伝えている。
彼がオフェンス面でステップアップするために、これ以上何ができるか僕には分からない。
改善できる部分はディフェンスだ。
彼は昨季のプレイオフでフィジカルなプレイをした時、本物の2ウェイプレイヤーになれることを示したと思う。
だが、彼は一貫していないことを分かっている。
だから、それがジョーダンの次の課題だ。
プールは現地10月17日までにウォリアーズとルーキースケールの延長契約を結ぶことができる。
だが、ウォリアーズが延長契約を避けたとしても、プールは来年夏に制限付きFAになるため、ウォリアーズにはいかなるオファーにもマッチする権利がある。
ウォリアーズはサラリーキャップの問題に直面しているうえ、NBAオールスターのアンドリュー・ウィギンスおよびドレイモンド・グリーンとの契約も控えているため、プールが将来的にウォリアーズを牽引できる選手になれるのか来季を通して確認したいところなのかもしれない。
いずれにせよ、プールにとって来季はNBAキャリアをさらに前に進める大きなチャンスとなりそうだ。
なお、プールの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 76 | 184 |
平均出場時間 | 30.0 | 24.7 |
平均得点 | 18.5 (キャリアハイ) | 13.7 |
平均リバウンド | 3.4 (キャリアハイ) | 2.6 |
平均アシスト | 4.0 (キャリアハイ) | 2.9 |
平均スティール | 0.8 (キャリアハイ) | 0.7 |
平均ターンオーバー | 2.5 | 1.7 |
FG成功率 | 44.8% (キャリアハイ) | 41.6% |
3P成功率 | 36.4% (キャリアハイ) | 34.1% |
フリースロー成功率 | 92.5% (キャリアハイ) | 88.5% |
コメントを残す