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NBAがサンズのオーナーに1年間停職と罰金処分

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NBAがサンズのオーナーに1年間停職と罰金処分

NBAはフェニックス・サンズのオーナーを務めるロバート・サーバーに不適切な言動があったとし、昨年11月から調査を進めていた。

外部の法律事務所によって行われた調査の結果、NBAはサーバーに厳しい処分を科すことを決定した模様。

NBAは現地13日、サーバーに対して1年間の停職処分、および1000万ドルの罰金処分を科したことを発表した。

サーバーは今後1年間、サンズとフェニックス・マーキュリー(WNBA)の試合に出席できないのはもちろん、チームの施設への立ち入りやチームのビジネス、およびバスケットボールの運営に関わることが一切禁止される。

さらに職場での倫理観を学ぶべく、トレーニングプログラムを受けなければならない。

なお、1000万ドルの罰金はNBAのルール内において最大額であり、人種差別などの問題に取り組む団体に全額寄付されると報じられている。

NBAから調査を依頼された法律事務所はサンズの元従業員と現従業員を含む320人に対して聴取を行い、8万枚以上の書類を作成。

その結果、サーバーに人種差別発言とパワハラ、および女性従業員に対してセクハラがあったことが認められた。

ただし、NBAから永久追放処分を科されたドナルド・スターリングのケースとは異なり、「サーバーの言動は、人種差別主義や性差別主義に起因したものではない」と判断され、またサーバーが調査に完全に協力したことから、フランチャイズの売却は迫らないとされている。

一方、サーバーは処分内容に納得していないと報じられている。

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