2013年からヘッドコーチとしてボストン・セルティックスを指揮したブラッド・スティーブンスは、今季終了後にヘッドコーチの座を退き、バスケットボール・オペレーション部門代表に就任した。

スティーブンスは就任直後から活発に動き、元NBAオールスターポイントガードのケンバ・ウォーカーをトレード放出。

今後はさらに動きを強め、オフシーズン中にロスターを編成し直すと見られているが、セルティックスの次の一手はベテランセンターのトレードなのかもしれない。

larrybrownsports.comによると、ウォーカーとのトレードでベテランビッグマンのアル・ホーフォードを獲得したことを受け、セルティックスはトリスタン・トンプソンをトレードで放出する可能性があるという。

セルティックスは今後、若手ビッグマンのロバート・ウィリアムスに出場機会を与え、成長を促すと見られている。

経験が浅いウィリアムスにとってホーフォードは良きメンターとなり、トンプソンをロスターに残す必要はなくなるだろう。

セルティックスはポイントガードのポジション強化を必要としているため、トンプソンをトレードで放出し、ポイントガード獲得に動く可能性は十分ありそうだ。

なお、トンプソンの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	今季スタッツ	NBAキャリア
出場試合数	54	673
平均出場時間	23.8	27.7
平均得点	7.6	9.3
平均リバウンド	8.1	8.7
平均アシスト	1.2	1.0
平均スティール	0.4	0.5
平均ブロックショット	0.6	0.7
平均ターンオーバー	1.1	1.2
FG成功率	51.8％	51.8％
フリースロー成功率	59.2％	60.9％