ベン・シモンズがトレードの瞬間を振り返り「ショックだった」
ベン・シモンズは昨季中のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズからブルックリン・ネッツに移籍した。
シモンズは昨年のNBAプレイオフで積極的にスコアリングを狙わなかったため、シクサーズファンから強烈にバッシングされ、最終的にシクサーズを離れることになったわけだが、シモンズによると、NBAキャリア一筋を過ごしたシクサーズからトレードを告げられた時はショックを受けたという。
シモンズは当時を振り返り、次のようにコメント。The Philadelphia Inquirerが伝えている。
僕はひどい状態だった。
正しい状態に戻ろうとしたが、人々は僕に向かってあらゆるものを投げつけてきた。
僕が求めていたのは助けだけだった。
コーチやチームメイトたちから助けてもらっているとは感じなかった。
チームメイト全員というわけではないよ。
あのチームには素晴らしい仲間もいたし、彼らは今も友人だ。
だが、助けを得られているとは感じなかった。
当時の僕はただ厳しい状況に置かれていたんだ。
僕は誰とトレードされるかについては気にしていなかった。
あの瞬間、僕は実際に崩れ落ちてしまった。
僕はオフィスにいたのだが、ひとりになる時間が必要だった。
ショックだった。
なぜなら、僕はフィリーで6年間も過ごしたのだからね。
フィリーには友人もいる。
そして「ニューヨークに行け」と伝えられた。
僕の家族もオフィスにいたし、すごく感情的になった。
僕はただ座り、気持ちを整理しなければならなかったんだ。
シモンズによると、シクサーズでの最後の時間はうまく対処できなかったが、それはシモンズだけでなく、シクサーズとシクサーズの上層部も同じだったという。
いずれにせよ、シクサーズファンのシモンズに対する怒りはまだ収まっていない。
フィラデルフィアに凱旋した時、シモンズにはシクサーズファンの強烈なブーイングに耐え、NBAスターとしての価値を証明するパフォーマンスを見せてもらいたいところだ。
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