デリック・ローズ「エゴはずっと前に捨てた」
ニューヨーク・ニックスのデリック・ローズはかつて、NBAを代表するスーパースターとして長く活躍するだろうと見られていた。
だが、2度の大怪我がローズのNBAキャリアを狂わせてしまった。
多くのNBAファンは今もローズにMVPシーズンのようなパフォーマンスを望んでいるだろうが、ローズは自分自身を理解し、かつてとは違う選手であると認識しているという。
ローズは自身について次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
現実を見ると、僕は33歳だ。
明日34歳になる。
その男はかつてエゴを持っていた。
そのエゴはずっと前に捨てた。
だから、今の僕はまったく違う人間なんだし、そうあるべきだ。
僕はより成熟し、リーダーとしてもっと声を上げることにチャレンジしているんだ。
ローズはNBAキャリアが危ぶまれたものの、決して諦めることなくリハビリを続けてきた。
若い選手が多いニックスにおいて、多くを乗り越えてきたローズの言葉は金言となるだろう。
とはいえ、やはりローズにはコートでチームを牽引する姿を期待したいところだ。
なお、ローズの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 26 | 672 |
平均出場時間 | 24.5 | 31.7 |
平均得点 | 12.0 | 18.2 |
平均リバウンド | 3.0 | 3.3 |
平均アシスト | 4.0 | 5.4 |
平均スティール | 0.8 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 1.5 | 2.5 |
FG成功率 | 44.5% | 45.7% |
3P成功率 | 40.2% (キャリアハイ) | 31.6% |
フリースロー成功率 | 96.8% (キャリアハイ) | 83.0% |
コメントを残す